頭蓋仙骨療法って何?
RENEスパでは、日本から頭蓋仙骨療法専門院の上津希美乃先生をお呼びして月に1度のペースで特別療法を実施していただいております。
その頭蓋仙骨療法ですが、日本でもタイでも、まだあまり知られていない治療法です。
さて、いったいどんな療法なのでしょうか?
この頭蓋仙骨療法は、不眠症、片頭痛、肩こり、原因不明の疲れ、身体のだるさ、眼精疲労、自律神経失調症等、特に神経系の不調等に高い効果が期待できる素晴らしい療法です。
欧米では医師が行う療法の1つであり、医療体系として認められており、副作用もないとても安全で効果が高い療法として人気の高い療法になります。
RENEでは、頭蓋仙骨療法をできるだけ知っていただき、原因不明の症状に悩まされている方に是非、この療法を体験していただきたいと考えております。
そんなことから、タイで唯一頭蓋仙骨療法をご提供するお店として、責任をもって頭蓋仙骨療法についてご紹介していきたいと思います。
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)って何?
皆さんは、アメリカの外科医アンドリュー・テイラースティルによって作り上げられた医療体形「オステオパシー」をご存知でしょうか?
欧米の医科大学で研究・開発されているもので、医師が開発したものであるため、その医学的根拠や科学性は非常に高く、アメリカやヨーロッパでは医療行為として医師が用いる技術です。メスを用いずにあらゆる症状に対応するところから、海外では「無血手術」とも呼ばれているそうです。
この「オステオパシー」の医療体系の1つに「頭蓋仙骨療法」があり、1970年代にアメリアのサザーランド医師が開発し、アプレジャー医師がその発展に寄与した手法になります。
頭蓋骨にわずか5グラムの圧力でタッチして、その動きを正常に導き、身体のこわばりを解きほぐし、脳脊髄液の流れを促進することにより、硬膜に起こっている問題を解消していきます。
自然治癒力を高めるため、痛みやコリを改善させるだけでなく、骨格のゆがみを整え、深いリラクゼーション効果や自律神経を整える効果があります。
そのため、ほとんどの方が治療を受けられて数分のうちに眠りに落ちてしまいます。
とても優しい手技療法なので、生まれたばかりの赤ちゃんから妊婦さん、お年寄りや病気療法中の方にも安心して受けていただけます。
受けてたことがない方は想像がつかない療法だと思いますが、理論は説明できても、施術内容の説明がなかなかできない、とってもとっても不思議な療法です。
私が感じた感覚としては、
頭の中がぽわ~んと温かくなって、お顔が全体に緩んできて、肩などに入っていた力がストーンと抜け落ちて、お母さんのお腹の中に抱かれているような、とても暖かくて優しいぬくもりに包まれます。
そしてその後は、眠っているのか眠っていないのか、自分でもわからない不思議な感覚に落ちて行きます。
まさしく瞑想の時の、あの感覚です。
とくに、身体の反応の良い方は、手足がぴくぴく動いたり、お腹がギュルルンとなったりされますが、反対に何も感じない方もおられます。
そういう方の中には「何がいいのかわからない」と言われる方もいらっしゃいます。
何も感じられない方は、長い間、頑張って体を酷使して生活されている人が多いようで、そういう方は体が硬くなり、感覚が鈍くなり、ずっと緊張したままでリラックスの仕方がわからなくなっているのです。
けれど感覚としては何も感じなくても、身体はちゃんとこの療法の効果を受け取っていてますので安心してください。
数回目受けていただいた後に、「すごいですねこの療法。今までの疲れや辛さが全くなくなりました。良さがわかりましたよ~」とおっしゃられる方もいます。
そして、驚くべきこととして、何の力も加えず、ほぼ触れているだけの優しいタッチの手技であるのに、翌日等に好転反応が現れる事です。
好転反応は、今まで悪かった身体が良い方に変ろうとする時に現れる反応のことです。
だるさを感じたり、眠気を感じたりしますが、症状は人それぞれです。
理学整体等の施術は、縮んでいる筋肉を弛めるのに力強い施術をするために好転反応が出ることが多いのですが、この包むような優しいタッチで好転反応が出るのは本当に不思議です。
タッチは優しくても、確実に体は治療の効果を受け止めて変化していることの証明になります。
好転反応が出たら、お水をたくさん飲んでゆっくりと休憩してくださいね。
次回からは、頭蓋仙骨療法について、具体的に説明していきますね。
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