頭蓋仙骨療法で不眠症を改善しましょう!
人間は人生の3分の1は寝ていると言います。
人は、睡眠を取らないとどうなるでしょうか?
まず、疲労が回復されません。
さらに新陳代謝も促進されません。
子供であれば体の成長にも影響が出ます。
また、脳への記憶の整理もうまくできなくなります。
健康的な生活を送るには「睡眠」が本当に大切なのです。
睡眠は、特に大脳を休ませるという大きな役割があります。
肉体労働やデスクワークでは、脳は常に活発に活動しており、たくさんのエネルギーを消耗しています。
脳を使うと、ホルモンや神経伝達物質が使われるのですが、これらは使い終わると、なんと疲労物質に変ってしまうのです。
さらに、その後に睡眠物質に変化することで、人は眠くなります。
最近の研究でも、毎日4時間の睡眠は2日徹夜したのとかわらないということがわかってきております。
6時間未満の睡眠が続くと、正しい判断ができずミスを引き起こすことが多くなります。
交通事故を引き起こした過去のデータでも、大きな理由として、慢性的な睡眠不足があげられています。
最適な睡眠時間は6時間半から7時間半だと言われていますが、最近では8時間と唱える学者います。
睡眠が人の健康を維持していく上で非常に大切なことは、誰でも周知の事実ですが、不眠のメカニズムについては、あまり知られておりません。
不眠の原因には様々ありますが、その1つとして考えられるのが「睡眠」と「覚醒」のバランスの乱れにあります。
人が、毎日規則正しい睡眠リズムを繰り返すのは、身体の状態を一定に保つため睡眠をとろうとする力(恒常性維持のしくみ)と、日中はしっかり覚醒させようとする力(体内時計のしくみ)という2つのメカニズムによって成り立っています。
恒常性維持のしくみ (睡眠欲求)
まず恒常性維持のしくみから説明しますね。
恒常性維持とは難しい言葉ですが、睡眠欲求のことです。
私達は、起きている間に、次第に疲労が蓄積されると睡眠欲求が起こります。
睡眠欲求は目覚めている時間が長い程強くなりますが、いったん眠りに入ると急速に減少します。
身体の状態を一定に保つために、眠りの質と量は溜まった疲労に合わせて調整されます。
その人が必要とするだけ睡眠をとると、睡眠欲求は消失して、自然に目覚めるしくみになっているのです。
徹夜の後などに深いノンレム睡眠が多くなるのは、このしくみのためです。
体内時計のしくみ(覚醒力)
次に、もう1つ睡眠のメカニズムに関わる覚醒力は、睡眠と覚醒を調整する働きを持つ体内時計が大きく影響しています。
体内時計から発信さえる覚醒力は、決まった時間に増大し、その後、就床時刻の1〰2時間前頃からメラトニンというホルモンが分泌されると急速に低下して入眠を促します。
これら以外にもさまざまな生体機能が協調しあいながら質の高い眠りのために作用し、朝方になると覚醒作用を持つ副腎皮質ホルモンの分泌が始まり、健やかな目覚めを迎えます。
睡眠を促進する作用をもつメラトニンは、明るい光の下では分泌が停止することがわかっています。
そのため、電気を消した暗い部屋で休むことは、メラトニンや副腎皮質ホルモンの分泌を妨げないだけでなく、睡眠をサポートする生理機能の面からみても重要です。
そして・・・・
眠りたい時に何らかの理由で体を「覚醒」させる機能が、「睡眠」を誘う機能よりも上回ってしまった場合、不眠が起こるという仮説が提唱されています。
例えば、
・ 生活習慣病、脳神経疾患、呼吸疾患などがある場合
・ 睡眠週間の問題、睡眠リズムが乱れてしまった場合
・ ストレス
・ うつ病等の精神疾患
・ アルコールや薬の影響
等は、身体を覚醒する機能が睡眠を誘う機能よりも上回ってしまうケースが多いと言われています。
この中でも1番の生活習慣病と睡眠時間は、多くの研究から互いに関連性があり、相互に影響を与えていると言われています。
不眠症状は、ない人に比べて糖尿病になるリスクが1.5〰2倍高くなるという研究データも出ており、睡眠時間が5時間以下の人では、高血圧になるリスクが2.1倍だったという報告もあります。
不眠や睡眠不足を放置することは、今後生活習慣病になる可能性がとても高いといえます。
生活習慣病の予防や治療においても、不眠を改善することはとても大切なのです。
不眠の具体的な要因を上げてみますと
〇 心理的なストレスを感じると不眠になる
翌日に重要な試や仕事があるなど、精神的な不安や緊張があると眠れなくなります。
眠らなければと強く考えすぎて、床に就いた時に緊張してしまい眠れなくなる人もいます。
〇 体内リズムの乱れ
交代制の勤務や時差などで生活のリズムが乱れると、眠れなくなることがあります。
外の光を浴びることや、食事、運動など日中の活動も体内リズムに関係するため、日中の活動足りないと眠れなくなることがあります。
〇 環境の影響
音や光が気になったり、温度や湿度が快適でないとよく眠れないことがあります。
〇 刺激物の影響
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチンには覚醒作用があるため、寝る前に摂取すると眠れなくなることがあります。
また、アルコールを寝る前に飲むと、夜中に目覚めやすくなります。
〇 加齢による影響
加齢により、睡眠の機能が衰えてくるので、入眠時間が遅くなり、眠りが浅くなり、昼夜のメリハリがつきにくくなります。体内時計が全身して早寝早起きになる傾向があります。
〇 からだや心の病気
かゆみを伴う病気(アレルギー疾患、糖尿病、関節リュウマチなど)、苦しさを伴う病気(高血圧、心臓病など)、頻尿を伴う病気(腎臓病、前立腺肥大)などがあると、不眠につながる場合があります。
また、うつ病などの精神疾患も不眠と関係しています。
一般的に病院等で「不眠症」と診断されるには
1 1ヶ月以上夜間の不眠が続く
2 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する
の2つの症状がある場合です。
現在は、バンコクでも不眠治療専門の病院等もありますので、上記の症状が続いた場合は、是非専門の医療機関での受診をおすすめいたします。
けれど、不眠に関係する病気等特別な原因がなく、環境の変化、不規則な生活などにより、一時的に寝つきが悪いときや、または眠りが浅い時などは、一度「頭蓋仙骨療法」を受けてみられませんか?
アメリカやヨーロッパ諸国では、オステオパシー医師による治療の一環として行われている「頭蓋仙骨療法」ですが、睡眠障害などの神経系及びホルモン系の様々な症状の改善に非常に効果があります。
というのは、自律神経が整えば「眠りの質」はくっと良くなるからです。
自律神経は、体温の調整や、呼吸、消化といった意思とは無関係の体の活動をコントロールします。
自律神経には活動時に働く交感神経と休息時に活発になる副交感神経があり、状況に応じてどちらかが優位になっています。
このバランスが崩れると睡眠トラブルに繋がるケースが多いのです。
スムーズに入眠するためには昼間に活発になった交感神経の働きを抑え、副交感神経が優位なる必要がありますが、うまく切り替えられないとなかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めたりしてしまいます。
特に、中高年女性は自律神経が乱れやすいので注意が必要です。
頭蓋仙骨療法は、脳脊髄液の循環を良くするため、この自律神経を整える効果が非常に高いのです。
施術中に数分で眠りに落ちてしまわれる方がほとんどですが、その日の夜も爆睡しましたという方が多いのも、乱れた自律神経が施術により整ったことが理由です。
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